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教育

2018年度 - 地球規模課題と国際社会:環境汚染と健康影響

国際性養成 科目群 (01ZZ4**)_2018

科目番号 01ZZ426
授業科目名(和文) 地球規模課題と国際社会:環境汚染と健康影響
授業科目名(英文) Global Issues and Global Society - Environmental Pollution & Health Effects
授業形態 講義?オムニバス講義
標準履修年次 1-5
開設学期 秋A
曜時限/開講日 水曜日 5?6限目 5回
教室 4E608
単位数 1
担当教員
教員名
熊谷 嘉人
所属
医療医学系
教務担当
人間総合科学研究科(国際連携食料健康科学専攻)
主実施組織
人間総合科学研究科(国際連携食料健康科学専攻)
TF?TA
TA
Yunjie Ding
TF
オフィスアワー等
オフィスアワー
随時メールにて事前予約のこと。連絡先:熊谷嘉人(yk-em-tu@md.tsukuba.ac.jp)
研究室
電話番号
E-mail
教育目標との関連

?総合コーディネーターとの連携の下に、国際性養成科目群?シリーズ講義:「地球規模課題と国際社会」の中の科目として開講し、365体育投注が留学生や外国人教員数の向上を目標?計画に掲げる中で、多国籍環境の中で日本人学生や留学生の国際感覚を磨き、国際社会の理解を進め、グローバル人材として活躍する大学院生の育成を果たす。
?国連が提起した「持続可能な開発にかかる地球規模課題Sustainable Developmental Goals (SDGs)」に密接に関わる国際社会が直面する課題を理解し、大学院生各人に国際社会

授業の到達目標

?多国籍環境の中で国際感覚を磨き、国際社会の理解を進め、グローバル人材として活躍する資質を養い、国際社会で活躍できる能力と人間力を養う。

授業概要

?国際社会が直面する種々の化学物質曝露に起因する様々な問題を「環境汚染と健康影響」として新たな分野を創成しそれを取り扱う。本講義ではナノ粒子、ダイオキシン等の外因性内分泌撹乱物質、カドミウム、ヒ素、有機塩素系化合物、メチル水銀や有機スズのような環境中に広範に存在して人体に影響を与える物質を取り上げる。
?国連が提起した「持続可能な開発にかかる地球規模課題Sustainable Developmental Goals (SDGs)」の中で、Goal 3に関連する課題でもある。

?国際社会に共通する社会性に関する課題の明確化、社会性の欠如に起因する諸問題の現状とその解決に向けての最新の研究の動向、地域および地球規模での環境汚染および健康被害の実態、科学からのアプローチによる問題解決の可能性などについて講義する。講義に引き続き、質疑応答の時間を設ける
?「科目コーディネーターの役割」、「授業形式」、「アウトプット」に関しては、総合コーディネーター記載の申請書(添付書類)に順ずる。

Kdb
キーワード

環境汚染、健康被害、生体応答、エクスポソーム、毒性

授業計画

Day 1 (10/3)
はじめに(熊谷嘉人)
ナノ毒性学—粉体毒性学からの複合毒性領域としての展開—(菅野純)  
Day 2 (10/10)
ダイオキシン?内分泌撹乱物質と健康(遠山千春)
動物モデルを用いた化学物質曝露の中枢神経系への影響(TinTin Win Shwe) 
Day 3 (10/17)
地球規模の地下水ヒ素汚染とその多様な人体影響(姫野誠一郎)  
生涯曝露(エクスポソーム):疫学研究におけるパラダイムシフト(中山祥嗣)
Day 4 (10/24)
食品中のカドミウム汚染とその健康リスク(新開泰弘) 
オゾン層破壊物質への国際的規制と代替物質の健康影響(市原学)  
Day 5 (11/7)
メチル水銀曝露による健康影響に関わる生体内因子(黄基旭) 
環境中に存在する有機スズとほ乳類における神経毒性(古武弥一郎)

履修条件
成績評価方法

授業への出席(40%)、質疑応答への参加度(30%)、レポート(30%)により評価

教材?参考文献?配布資料

国連のSustainable Developmental Goals (SDGs)のウエブサイト
参考文献や配布資料は履習登録者に別途送付予定

授業外における学習方法

学内外における関連のシンポジウムやセミナーへの出席
講義前あるいは講義中に紹介される参考文献(書籍、論文、報告書など)を用いた学習

その他
開講情報
備考

The class will be taught in 365体育投注.

シラバス英語 1527137464559737.pdf