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教育

2022年度 - 人文知コミュニケーション:人文社会科学と自然科学の壁を超える

情報伝達力?コミュニケーション力養成 科目群 (0A002**)_2022

科目番号 0A00208
授業科目名(和文) 人文知コミュニケーション:人文社会科学と自然科学の壁を超える
授業科目名(英文) Research Communication in Humanities and Social Sciences - Beyond Borders among Humanities, Social Sciences and Natural Sciences
授業形態 講義と演習
標準履修年次 1-5
開設学期 秋AB
曜時限/開講日 10/22, 11/26
教室 3A202教室
単位数 1
担当教員
教員名
池田 潤、白岩 善博
所属
人文社会系
教務担当
人文社会ビジネス科学学術院人文社会科学研究群
主実施組織
人文社会ビジネス科学学術院人文社会科学研究群
TF?TA
TA
なし
TF
TF:鈴木皓太(人文社会科学研究科)
オフィスアワー等
オフィスアワー
[メールによる連絡を希望] 大学院共通科目オフィス ggec@un.tsukuba.ac.jp
研究室
電話番号
E-mail
教育目標との関連

大学院共通科目の教育目標(大学院生の「人間力の醸成」)の達成には学問?専門分野を超えた学際的な理解が不可欠です。本科目
は、人文社会科学と自然科学にまたがり、かつ双方を融合した内容をバランスよく理解し、「人文社会科学と自然科学の壁を超える」
ことを志向したものです。

授業の到達目標

最近社会で注目されている「サイエンスコミュニケーション」は、
ややもすると自然科学に偏りがちですが、本科目はむしろ人文社会
科学に視点を置き、双方の学問分野を俯瞰するものとして非常に新
規性の高い授業科目です。
学修成果:
1) 哲学、歴史、文学、言語学、社会科学、地域研究などの人文
社会分野における学術研究の成果をどのように社会に伝え、人々の
知的好奇心を呼び起こし、当該学問分野の社会的認知度を如何に向
上させるか、その考え方、方法、それらを担う人材に求められる必
要なスキルを向上させる。
2) 人文社会分野における自然科学で多用される最先端機器を駆
使する最先端の解析法を学び、人文社会科学と自然科学の分野融合
の意義、有用性、重要性を理解する。

授業概要

哲学、歴史、文学、言語学、社会科学、地域研究などの人文社会分
野における学術研究の成果をどのように社会に伝え、人々の知的好
奇心を呼び起こし、当該学問分野の社会的認知度を如何に向上させ
るか、その考え方、方法、それらを担う人材に求められる必要なス
キルなどについて学ぶ機会を提供する。
人文社会分野における「学問と社会を結ぶ」ためのスキルを磨くた
めの内容を含む。加えて、現在発展が著しい人文社会分野における
最先端機器を駆使して行う研究は多くの学術的成果を生み出してお
り、その魅力は計り知れない。
このような最先端研究に基づく解析法は自然科学分野の最先端技術
を活用したものでもあり、ここに人文社会科学と自然科学の接点が
あり、分野融合の意義、有用性、重要性を含めた科学の現状を多く
の大学院生に紹介するための科目とする意図も企画者側にある。

Kdb https://kdb.tsukuba.ac.jp/syllabi/2022/0A00208/jpn/
キーワード

人文知コミュニケーション, サイエンスコミュニケーション, 人文社会科学, 自然科学, 異分野融合, アウトリーチ, 知の統合

授業計画

ビデオ講義(オンデマンド)
?ガイダンス 全体プログラムと講師紹介を含む )
  
?サイエンスコミュニケーションとは(講義、活動紹介を含む)
  ?人文知コミュニケーターとは(講義)
  ?人文知コミュニケーターの活動紹介(事例紹介、座談会などを含む)
*受講生を異なる専門分野が混在するようにグループ分けする。

*ビデオ講義の内容に基づき各グループ毎に協議し、授業担当者側が提示する総合課題の基に、各グループがそれぞれのテーマを設定し、プレゼンテーション資料を作成する。

*各グループのプレゼンテーション作成に対するアドバイスを実施する。


1
回目(対面授業 10月22日、土曜日):

午前中:ビデオ講義の自習時間
13:00
ビデオ講義に関するQ&A
13:30
課題の説明とグループ分け(池田潤)
14:00
グループワーク(講師全員)
17:00
終了

2
回目(対面授業 11月26日、土曜日):
10:00
グループワーク
14:00
グループ発表、質疑応答 (講師全員)
16:30
講評(講師全員)レポート課題の説明(池田潤)
17:00
終了

履修条件

特になし。

成績評価方法

ビデオ講義の視聴記録(10%)、対面授業への参加(10%)、グループ発表(40%)、個人レポート(40%)によって総合的に評価する。

教材?参考文献?配布資料

授業の中で紹介する(事前紹介を含む)。

授業外における学習方法

?積極的に「博物館」?「美術館」を訪れて日常的に人文知コミュニケーションの実際について学ぶこと。
?「職人」?「考古学」?「古代史」?「歴史検証」?「世界?文化遺産」?「世界の民族」?「言語」などに関するTV番組を積極的に視聴すること。

その他

?大学院共通科目の「知的基盤形成科目群」の受講により「知の幅を広げ」、「情報伝達力?コミュニケーション力養成科目群」の受講による「スキル向上」を図るとともに、本科目の受講により「人文科学と自然科学を超える」重要性を理解することに資する。

?オンデマンド配信による事前座学(4コマ相当)とオンライン等による同時双方向型のグループワーク(6コマ相当)を組み合わせて行う。URL等の詳細については、manabaに掲載する。

開講情報
備考

?オンライン(オンデマンド型)と対面の併用
: Online (Asynchronous)combined with Online (Synchronous)

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