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第57回香料?テルペンおよび精油化学に関する討論会 ベストプレゼンテーション賞
生命環境科学研究科 高瀬 涼

学生?大学院生

平成25年10月5日に埼玉大学で開催された「第57回香料?テルペンおよび精油化学に関する討論会」にて,生命環境科学研究科生物資源科学専攻 博士前期課程2年次の高瀬 涼君(繁森英幸教授指導)が「ゴマ芽生えからの新規光屈性制御物質の探索とその構造解明」の題名で口頭発表を行い,ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。この賞は,研究成果発表者150件の中から,研究内容,プレゼンテーション,質疑応答などが特に優秀であるとして評価され,若干名に授与されたものです。本研究では,種々の植物芽生えの光屈性を観察し,それらの中で顕著な屈性を示したゴマ芽生えから光屈性を制御している新規生理活性物質を単離し,構造決定することに成功しました。この結果は,従来の光屈性メカニズムとして教科書でも記載されているCholodny-Went説と対峙するBruinsma-Hasegawa説を支持する結果であり,学術的にも大きな意義があるものと期待されます。