365体育投注

NEWS

Tsukuba Summer Institute 2018を開催

7月10日~17日の8日間,本学体育系主催の第9回Tsukuba Summer Institute for Physical Education and Sport (TSI 2018) を開催しました。参加者は,University of Queensland(豪),Ohio State University,California State University, Los Angeles(米)をはじめとした本学の海外協定校等22大学から81名,鹿屋体育大学から4名,JICA課題別研修「学校体育」コースの研修員8名(アジア?アフリカ等6カ国),そして本学学生26名の合計119名で,過去最多の参加者数となりました。
TSIは,2010年から開催しており,今年で9回目を迎えました。講師陣は,本学,体育系の教員と協定校の教員を中心とする世界の第一線で活躍する研究者や指導者です。プログラムはすべて英語で行われ,4つの基本コース「CoRP (Collaborative Research Planning)」,「SPAC (Sport, Physical Activity and Culture in Japan)」,「LAB (Laboratory workshop)」,「IDS (International Development through Sport)」とJICA筑波との共同コースである「QSPE (Quality School Physical Education:JICA研修員対象)」の5つに分かれています。それぞれのコースは「スポーツのホットトピックに関する研究の計画立案」,「日本のスポーツ?身体文化理解」,「運動生理?生化学,神経科学,リハビリテーション等の実験方法」,「スポーツによる国際開発,学校体育のカリキュラム」,そして「日本の体育授業,教師教育及び授業研究」の固有の課題について,講義や演習?実習,グループ討論,発表などの学修活動を英語で議論し,実践力の向上を図るとともに,相互理解を深めることを目的としています。コースを越えて,互いの専門領域について学び合うコモンレクチャーやポスター発表,サッカー及びエスカーション等の各種交流プログラム,また,個別指導の機会も用意し,きめの細かい研究指導やキャリア形成指導も受けることが可能です。
参加者からは,「TSIで学修した体育の指導法を自分のティーチングスキルとして活かしたい」,「とても充実した一週間で,見識を広げられ,最高の経験になった」,「真の国際コミュニケーションが体験でき,自分自身のステップアップに役立った。ぜひ友人?後輩にもTSI参加を勧めたい」,「TSIで学んだこと,研究したことを自分のキャリアに活かしたい」との感想も聞かれました。また,視察に訪れた協定校関係者からは,来年度もぜひ学生を派遣したいとの申し出もありました。
講師間では,来年度のTSI 2019が10周年記念となるため,過去に参加したTSI Alumniも参画する記念イベントの準備についても話し合いました(2019年7月9日?16日開催予定)。



TSI参加大学

University of Queensland,University of New Mexico,University of Sao Paulo,University of Strathclyde,University of Wisconsin - Eau Claire,Chulalongkorn University,Eulji University,University of Stirling, University of Wales Trinity Saint David,University of Munster,California State University - Los Angeles,Nanyang Technological University,Korea University,Srinakharinwirot University ,Manav Rachna International University,University of California-Irvine,Technische Universit?t Dortmund, The Ohio State University,University of British Columbia,Boston University,Hebei Normal University,University of California, Los Angeles, National Institute of Fitness and Sports in KANOYA, University of Tsukuba


(嘉納治五郎先生像を囲んで)


(エクスカーション@北茨城市 漁業歴史資料館よう?そろーにて)


(SPACコースの柔道実技クラス)