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「大明神寮」登録有形文化財登録記念式典を開催
山岳科学センター菅平高原実験所敷地内にある「大明神寮」は、平成30年3月27日に国の登録有形文化財として登録されました。それを記念し、10月16日、現地にて記念式典が開催されました。
当日は永田恭介学長、長野県上田市の中村栄孝教育次長、登録有形文化財登録にあたってご協力いただいた信州大学工学部、地元菅平の方々、当実験所ボランティアスタッフや当実験所OBなど、約70名の方々にお集まりいただきました。式典では永田学長及びご来賓の方のご祝辞をいただき、大明神寮の前で記念撮影を行った後、信州大学工学部の梅干野成央(ほやの しげお)准教授にご解説をいただきながら建物の視察を行ないました。
大明神寮は昭和40年(1965年)に宿舎として建てられ、長年の間、野外教育?研究の場として活用されてきた重要な建造物です。築年数はさほど古くはないものの、宿舎としての合理的なつくりや、背後の風景と一体となった秀逸な景観等が特徴的で、大学附属施設の歴史だけでなく、菅平高原の歴史をも伝える重要な建物となっています。今回の登録を受け、本実験所及び本学が野外教育?研究活動を精力的に展開してきた証として、大明神寮を大切に保存していくとともに、建物とその風景を末永く残しつつ、今後積極的に活用を図っていきます。
(永田恭介学長の祝辞)
(周囲の風景に溶け込む大明神寮)
(さわやかな秋風も式典を祝ってくれました)
(登録有形文化財の碑)