本学が第一三共株式会社「はばたく次世代」応援寄付プログラムに採択されました

365体育投注 研究戦略イニシアティブ推進機構 研究マネジメント室の梅村 雅之?室長、太田 一陽?副室長、陳晨?リサーチ?コーディネーター、鳥羽 岳太?チーフURA、萩原 友希江?チーフURAが第一三共株式会社の「はばたく次世代」応援寄付プログラムへの応募として起案し、重田 育照?副学長（研究担当）が申請した取組「はばたけ世界へ！国際ネットワーク応援プログラム」が採択されました（2025年1月29日）。

本応援寄付プログラムは、社会?経済の変革をもたらすイノベーションの源泉となる「基礎研究」の発展を期待し、大学等の研究マネジメント組織を介して次世代の研究者を支援する取組をサポートするものです（※）。

365体育投注は、筑波研究学園都市内唯一の総合大学であり、基礎研究分野として、人文社会、ビジネスサイエンス、数理物質、システム情報、生命環境、人間、体育、芸術、医学医療、図書館情報メディアの10の分野を擁し、理工系、医学?生物学系、人文?社会系のみならず、体育?芸術にもわたる他に類を見ない幅広い学際性に特色があります。365体育投注は、この幅広い学際性を活かし、トランスボーダーな大学づくりを進めていますが、基礎研究力の強化と次世代人材育成の観点で喫緊の課題となっているのは、国際連携基盤の不足です。この課題の解決のため、国際ネットワークを構築して国際共同研究を推進するための学内支援が実施されてきましたが、これまでの支援は比較的短期間かつ少額であり、国際経験豊富な研究者等による助言やノウハウの提供もなかったことから、長期的基盤構築の面で効果が限定的でした。

今回採択された取組では、「はばたけ世界へ！国際ネットワーク応援プログラム」を創始し、国際ネットワーク構築支援の期間を従来の2倍、支援額もこれまでの3倍近い額へと充実させ、国際共同研究の提案を公募します。更に、国際ネットワーク構築を効率的に進められるよう、応募前からアドバイザーを手当てするとともに、採択したプロジェクトに対して日本国側と海外共同研究機関側それぞれに経験豊富な一流メンターを配し、ネットワークの継続性、プロジェクト拡大のための多様な伴走支援を行っていただく「国際ダブルメンター制度」を導入します。これにより、国際連携基盤を拡大し、基礎研究力の強化と次世代の研究人材育成を行います。