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第27回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会優秀賞
生命環境科学研究科 角田 達彦
学生?大学院生
平成28年11月25日に開催された「第27回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会」にて,生命環境科学研究科生物資源科学専攻 博士前期課程1年次の角田達彦氏(指導教員:生命環境系 繁森英幸教授)が,「カカオ由来Clovamide関連化合物の合成とアミロイドβ凝集阻害活性」と題するポスター発表を行い,優秀賞を受賞しました。この賞は,研究成果発表70件の中から,研究内容,プレゼンテーション,質疑応答などが特に優秀であるとして評価され,優秀賞として5名に授与されたものです。本研究では,カカオ由来のClovamideの全合成ならびに8種の関連化合物を合成して生物活性試験を行い,アミロイドβ凝集阻害活性に関する構造活性相関を明らかにしたという報告です。アミロイドβの凝集はアルツハイマー症の原因となっていることから,これを抑えるClovamideはアルツハイマー症の治療や予防の基礎研究に寄与するのではないかと期待されます。