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平成30年度公益財団法人教科書研究センター大学院生の教科書研究論文助成 入選
数理物質科学研究科 結束 萌花

学生?大学院生

結束萌花さん(人文社会科学研究科博士前期課程1年、指導教員:人文社会系 卯城祐司教授) が2018年 (平成30年) 10月31日、平成30年度公益財団法人教科書研究センター大学院生の教科書研究論文助成に入選しました。

この助成制度では、日本の教科書?副読本?教師用指導書?デジタル教材の質的向上と充実に向けた教科書等に関する調査研究に対して、教科書研究センターより助成金が交付されます。平成30年度は全国で計11件の研究が採択されました。

今回助成の対象となったのは、「英語教科書における推論質問の必要性?中?高を一貫した「思考力?判断力?表現力の育成」を目指した設問の体系化?」と題する研究です。(小)中高の指導内容連携の観点から、教科書内の「推論」質問に焦点を当て、主に中高の教科書を分析?考察することを通して、異校種を通じて段階的に思考力?判断力?表現力を発展させていけるような設問作成の実現に寄与することを研究目的としています。本調査を行うことで、推論の種類と難易度等の観点から設問を分類し、中高を通して段階的で体系化された設問の設定に寄与することを目標とします。

なお、本研究の成果は,2020年7月刊行の公益財団法人教科書研究センター『論文集』に掲載される予定です。