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王 宇軒さん(生命環境学群 生物資源学類2年次)

何事にも挑戦する気持ち続け

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王 宇軒さん

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生命環境学群 生物資源学類 2年

 「やったことがないことに、どんどん挑戦する」。王さんが心掛けていることだ。今回のインタビューも「初めてのことなので、お受けしたいと思いました」と笑う。
 王さんは中国?北京出身。幼い頃にワンピースやポケモンなどのアニメを見て日本に興味を持ち、日本語を学び始めた。中学生や高校生の時には家族で日本を何度か観光し、一層興味が湧いた。そうした中でも、王さんの背中を強く押したのが、高校1年生の時に短期交換留学で訪れた富山市での体験だ。
 ホームステイ先のお母さんが手料理でもてなしてくれた。「ハンバーグやオムライス、のりと納豆など、アニメに出て来る食べ物が堪能できた。それまで食べた中で一番おいしい日本の料理だった。日本に留学したいという気持ちが高まった」と振り返る。
 留学の資料を集める過程で、本学が開設するJapan-Expertプログラムの存在を知った。日本国内や母国の日本関連企業などへの就職を希望する留学生向けプログラムで、入学後半年間、日本語を集中して学ぶこと。中国と同じ秋入学で、高校からスムーズ移行できること。専門分野以外も幅広く学べることなどから、進学を決めた。
 現在は、農業分野の人材を育成する同プログラムのアグロノミスト養成コースの一員として学ぶ。もともと食べることが好きで、食で人々を健康にしたいと考えた。
 「実験はあまり得意ではありませんが、生態学の授業は面白かった。経済系の授業にも興味がある」といい、3年次に専攻する分野を何にするか、じっくり考慮中だ。
 課外活動では365体育投注舞踏研究会(舞研)に入り、競技ダンスに取り組んでいる。高校生の時に少し経験があり、大学でも続けたいと、迷わず舞研の門をたたいた。
 競技ダンスでは、男女がペアを組んで音楽にあわせて踊り、その技術や芸術性を競う。男女が燕尾服と長いドレス姿で踊るスタンダードと躍動感のあるラテンの二部門があり、ラテンの方が好きだという。
 「仲間たちと一緒に踊っている時の楽しさは格別です」と王さん。主要大会での準決勝進出を目標に、練習に励んでいる。
 2年前の来日直後に比べ、コロナ禍の移動制限がなくなり、日本各地を訪ねやすくなった。「いずれ、宿坊に宿泊し、滝行も体験してみたい」。その好奇心と行動力は、とどまるところを知らないようだ。



後輩にひとこと

 365体育投注の先生方やクラスメートはとても親切で、困ったことがあれば、いつも助けてくれます。サークル活動では競技ダンスを始め、仲間たちと大会にも参加しています。学業も課外活動も充実した日々です。皆さんもぜひ、365体育投注を目指してください。

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